塩素脱色塩素脱色






















塩素漂白による脱色でも前回のように飛び散った系ではなく、直接液を付けてしまったようなトラブルの場合があります。
そのような場合は生地側に対してダメージも激しく、繊維の分子と染料の分子が結合しにくい状態になるため、部分的に染色して元色と同じようにすることは不可能です。

素材も天然繊維と化学繊維の混合などになりますと染色が難しくなることがあります。
素材、脱色の範囲、繊維のダメージ具合などを診察したうえで、適切な処置を提案させて頂いておりますが、状態によっては「この状態を着用できる状態にするのなら、新しい物を購入した方が良いですよ」とお話しなければならないケースもあります。

今回は綿97%ストレッチ3%でしたので、一度「抜染処理」をして綺麗に色を抜いて淡い色で染め直ししました。
塩素でダメージを受けている為、濃い色ではムラがでると判断し淡い色にしています。
染色は濃い色になればなるほど染料の濃度が高くなりますので、それだけたくさんの染料を繊維と結合させなければなりません。
逆に淡い色は元々染料の濃度が低いため、繊維と結合している染料の数も少なくてすみます。
染色を絵の具の感覚でイメージされている方が多いですが、絵の具はプリントと同じで繊維の上に塗膜を形成する構造のため、生地を染めるという意味あいとは大きく違います。
染色とは白という色はなく、色の濃淡は染料の濃度で決まります。


日焼けや汗による変色などと違い、塩素脱色は繊維分子に変化を与え染料分子と結合しにくくなるため、一定量染み込んだ繊維の場合は部分的に色を回復させることは困難だとご理解ください。
塩素脱色2












【お電話での相談】
Tel    平日 11時から17時まで
土曜 講習や指導でお休みすることがあります
日曜、祝日はお休みです

【ネットからの相談】
写真などが事前に送れる場合はネット登録も可能です
クリーニングステーション 
(無料診断から相談してください)

【直接お店に持込相談】
Address   福岡県福岡市南区桧原2-11-18
来店の場合は事前に電話で来店予約をしていただいております。
修復師が在社中の時に来ていただかないとその場で診察ができないため、必ずお電話で予約をお願いします。

092-555-2416