毛皮が襟についてるコートなどで日焼けや変色の事例です。
まず襟の部分が取り外しできるというファーと取り外しできないファーに分かれます。
取り外しができるファーに関してはファーだけを送って頂ければこちらで処置しますが、取り外しできない場合はコートを送って頂く形になります。
毛のダメージ具合によってどのような作業が適切かをまず診断しなければなりませんので、取り外しできない製品の場合はこちらで縫製を解いて、毛皮だけにして作業を行い染色後に縫い付けるという施術内容をする場合もあります。

毛皮の変色修復作業において一番初めに必要な事は毛組織のダメージを診断するという事になります。
毛皮襟日焼け1



















取り外しできるタイプのフォックスファーになります。
色はかなり激しく変わってしまっていますが、毛の状態がよく毛組織自体はそれほどダメージを受けていませんでしたので、部分的な染色方法で処置しました。
毛皮襟日焼け2



















基本的に濃いめの色のファーの方が色はしっかり染めれますので定着は良いです。
染色方法も何種類かありますので、毛の種類やダメージ具合に合わせて選んでいます。

毛皮襟日焼け3


























こちらはボレロタイプのファーになります。
毛が汚れていたりすると染色に影響が出ますので、染色前にクリーン洗浄処理を行う場合があります。
毛並が激しく癖ついていたりする場合は特にきれいに汚れを落とし、毛並を整えてから染色しなければきれいに仕上がりません。
毛組織のダメージ具合は見た目だけではわかりませんので、実際に毛の状態を診察してから最終的にどのような作業内容が適切かをご説明させて頂いております。
毛皮襟日焼け4



























染色の原理としては洋服と同じで部分的に染色した場合は周りの色に合わせるような染色方法になりますし、全体を染め直す場合は元色より濃い色になります。
洋服のように一度抜染して染め直すという事ができないのが毛皮になります。
また使用する染料に関しては2種類の異なった染料を使い分けていますが、毛の種類やダメージの状態に合わせて5種類ぐらいの方法に分かれてきます。
お問い合わせ頂く際は必ず毛の種類をご確認の上最初にお伝えください。

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